【フィギュアスケート】一押し、この一枚 東京写真記者協会より - 2016.01.16 Sat
NYOIの写真特集で、久保玲さんの撮った写真が素敵だなーと思い検索してたら良いページ発見!!
久保さんの写真じゃないけど、記録に残したいと思ったので、抜粋してみます。
ちなみに久保さんが撮影した写真はこれ↓
東京写真記者協会 【一押し、この1枚】より

題名「金メダリストは19歳」
中日新聞社写真部 内山田 正夫(うちやまだ まさお)
(2014年2月14日撮影・15日夕刊掲載)
<取材者の弁>
フィギュアスケート男子で日本に待望の金メダルがもたらされた。獲得したのは宮城県出身の19歳、羽生 結弦(はにゅう ゆずる)選手。前日のSPで100点を超える歴代最高得点をたたき出していた彼に日本中が注目したフリー演技だった。最初の4回転などジャンプを2回失敗し、ひやひやしたものの、羽生選手の次に滑ったカナダのチャン選手の得点が伸びず、金メダルを獲得。この撮影ができたことで、連日夜遅くまで続く取材の疲れも一気に吹き飛んだ。
羽生選手の演技では今までの大会では見られないほど、必死で気合いの入った表情を見せる場面が数多く見られ、これが五輪なのかと、そのことがとても印象に残った。
15日までに日本が獲得したメダルは金1個、銀3個、銅1個。10代選手が3個のメダル、41歳の葛西選手が銀メダル。新しい力と「レジェンド(伝説)」と呼ばれるベテラン選手の双方が活躍する見応えのあるオリンピックとなっている。今後も選手たちの活躍する瞬間を撮影すべく、日々長時間の撮影を楽しもうと思う。
題名「浅田真央の恩返し 涙と笑顔のフリー」
毎日新聞北海道支社報道部写真グループ 貝塚 太一(かいづか たいち)
(2014年2月20日撮影 同21日夕刊1面掲載)
<取材者の弁>
ソチ五輪フィギュアスケート女子シングルに出場した浅田真央選手は、前日のショートプログラムで16位と出遅れた。フリープログラムを当日に控えた早朝の練習、一人遅れてリンクに登場した浅田選手の表情は痛々しく、とても競技ができる状況には見えなかった。
目の前にいる23歳の女性の肩にかかっていた期待や責任感はどれほどのものだったのか、満足行く演技が出来なかった絶望感は想像すらできない大きな苦しみだと感じた。私にとって今回が初めての五輪取材。この日までの取材では自分の実力や運のなさに落ち込む日々もあったが、自分の苦しみなど彼女の抱えるそれとは比べようがないものと反省させられた。
迎えたフリープログラム本番。昨夜とは打って変わり、力強い表情をした彼女の姿に自然と気持ちが入る。冒頭のトリプルアクセルに成功すると会場の空気が一変した。ここ数年見たことがない完璧な演技に心奪われ、4分あまりの時間があっという間に過ぎた。演技を終えた直後に表情を崩した浅田選手の姿に手が震え、ファインダーが涙で曇った。リンク中央でのあいさつ。審判側にあいさつした後、一回転して振り返り、観客の声援に応えた。瞳にあふれる大粒の涙、そして対照的に輝く笑顔。一人の人間があんな絶望的な状況から復活し、蘇生する力を目の当たりできたこと、あの瞬間にあの場所にいられたことに感謝する思いだ。
題名「金メダリスト羽生、全力出し切ったフリー」
読売新聞東京本社写真部 林 陽一(はやし よういち)
(2014年12月27日撮影)
<取材者の弁>
冒頭の4回転サルコーで転倒し、「あれっ」と一瞬思うも次々と演技をこなし、終わってみれば圧勝の3連覇を果たした。写真は終盤の回転での一コマで、体が細い羽生選手にもかかわらず手を高く上げた姿が力強く、掲載されたのがこの写真でよかったなと感じた。
=略=
しかも近年はジャンプや回転の写真は表情などの問題であまり使われなくなっていたため意外に感じたのも正直なところだった。
さてフィギュアスケートは昔から好きではあったが、ちゃんとした大会を取材したのは2回目で、2003年に同じ長野のビッグハットだった。11年前のこの日は安藤美姫選手が女子初の4回転ジャンプを成功させて初優勝した日。2位は村主章枝選手、3位は荒川静香選手だった。
=略=
今回、超満員の観客席や取材陣の多さに目を丸くし、出場選手や演技などに11年という時を感じた大会であったが、羽生選手は今後10年経っても現役で活躍し、素晴らしい演技をするのではないかと感じさせる大会であった。
久保さんの写真じゃないけど、記録に残したいと思ったので、抜粋してみます。
ちなみに久保さんが撮影した写真はこれ↓
https://t.co/s02kk3oRr9 フィギュアスケートのアイスショー「ニューイヤー・オン・アイス」が大阪で開かれました。羽生結弦選手、宮原知子選手、荒川静香さんやエフゲニー・プルシェンコ選手らの華麗な演技を写真特集で。 pic.twitter.com/AhAZJBgHtl
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) 2016, 1月 16
東京写真記者協会 【一押し、この1枚】より

題名「金メダリストは19歳」
中日新聞社写真部 内山田 正夫(うちやまだ まさお)
(2014年2月14日撮影・15日夕刊掲載)
<取材者の弁>
フィギュアスケート男子で日本に待望の金メダルがもたらされた。獲得したのは宮城県出身の19歳、羽生 結弦(はにゅう ゆずる)選手。前日のSPで100点を超える歴代最高得点をたたき出していた彼に日本中が注目したフリー演技だった。最初の4回転などジャンプを2回失敗し、ひやひやしたものの、羽生選手の次に滑ったカナダのチャン選手の得点が伸びず、金メダルを獲得。この撮影ができたことで、連日夜遅くまで続く取材の疲れも一気に吹き飛んだ。
羽生選手の演技では今までの大会では見られないほど、必死で気合いの入った表情を見せる場面が数多く見られ、これが五輪なのかと、そのことがとても印象に残った。
15日までに日本が獲得したメダルは金1個、銀3個、銅1個。10代選手が3個のメダル、41歳の葛西選手が銀メダル。新しい力と「レジェンド(伝説)」と呼ばれるベテラン選手の双方が活躍する見応えのあるオリンピックとなっている。今後も選手たちの活躍する瞬間を撮影すべく、日々長時間の撮影を楽しもうと思う。

題名「浅田真央の恩返し 涙と笑顔のフリー」
毎日新聞北海道支社報道部写真グループ 貝塚 太一(かいづか たいち)
(2014年2月20日撮影 同21日夕刊1面掲載)
<取材者の弁>
ソチ五輪フィギュアスケート女子シングルに出場した浅田真央選手は、前日のショートプログラムで16位と出遅れた。フリープログラムを当日に控えた早朝の練習、一人遅れてリンクに登場した浅田選手の表情は痛々しく、とても競技ができる状況には見えなかった。
目の前にいる23歳の女性の肩にかかっていた期待や責任感はどれほどのものだったのか、満足行く演技が出来なかった絶望感は想像すらできない大きな苦しみだと感じた。私にとって今回が初めての五輪取材。この日までの取材では自分の実力や運のなさに落ち込む日々もあったが、自分の苦しみなど彼女の抱えるそれとは比べようがないものと反省させられた。
迎えたフリープログラム本番。昨夜とは打って変わり、力強い表情をした彼女の姿に自然と気持ちが入る。冒頭のトリプルアクセルに成功すると会場の空気が一変した。ここ数年見たことがない完璧な演技に心奪われ、4分あまりの時間があっという間に過ぎた。演技を終えた直後に表情を崩した浅田選手の姿に手が震え、ファインダーが涙で曇った。リンク中央でのあいさつ。審判側にあいさつした後、一回転して振り返り、観客の声援に応えた。瞳にあふれる大粒の涙、そして対照的に輝く笑顔。一人の人間があんな絶望的な状況から復活し、蘇生する力を目の当たりできたこと、あの瞬間にあの場所にいられたことに感謝する思いだ。

題名「金メダリスト羽生、全力出し切ったフリー」
読売新聞東京本社写真部 林 陽一(はやし よういち)
(2014年12月27日撮影)
<取材者の弁>
冒頭の4回転サルコーで転倒し、「あれっ」と一瞬思うも次々と演技をこなし、終わってみれば圧勝の3連覇を果たした。写真は終盤の回転での一コマで、体が細い羽生選手にもかかわらず手を高く上げた姿が力強く、掲載されたのがこの写真でよかったなと感じた。
=略=
しかも近年はジャンプや回転の写真は表情などの問題であまり使われなくなっていたため意外に感じたのも正直なところだった。
さてフィギュアスケートは昔から好きではあったが、ちゃんとした大会を取材したのは2回目で、2003年に同じ長野のビッグハットだった。11年前のこの日は安藤美姫選手が女子初の4回転ジャンプを成功させて初優勝した日。2位は村主章枝選手、3位は荒川静香選手だった。
=略=
今回、超満員の観客席や取材陣の多さに目を丸くし、出場選手や演技などに11年という時を感じた大会であったが、羽生選手は今後10年経っても現役で活躍し、素晴らしい演技をするのではないかと感じさせる大会であった。
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